※アイキャッチの画像は公式HPより引用しています。
去年こちらの音楽教室ドットコムでも紹介させていただいた、声優・ゲーム・アニメ等のエンタメ専門の学校「アミューズメントメディア総合学院」(以下AMG)。
今回はなんと実際にAMGの声優学科に通われる生徒の方へのインタビューが叶いました!
今回はそのインタビュー内容をもとに、AMGのリアルな部分についてより深掘りできる記事となっておりますので、是非ご覧ください!
→アミューズメントメディア総合学院公式HP
→以前の関連記事「【2022年】声優学校は闇が深い?ある声優学校は本当にやばいのか調査してみた!」
インタヴュイー・インタビュアー
【インタヴュイー】
■名前
Kさん
■概要
性別:女性
年齢:22 歳
特技:ベース・パーカッション
インタビュー時2年在籍。事務所の所属合格が出たばかり。在学中のインターンシップで映画吹き替えの経験がある。
【インタビュアー】
■名前
atm(アトム)
■概要
性別:男性
年齢:33 歳
当サイトにて主に記事の作成を担当
過去にバンド経験あり、現在でもギターを趣味で嗜む
インタビュー開始!
atm:本日はよろしくお願いします。
Kさん:よろしくお願いします!
Kさんについて
atm:まずは簡単にKさんについてもお伺いできればと思うのですが、現在すでに事務所から所属合格をもらっているのですね?
Kさん:そうですね!
atm:在学中からすごいですね!すでに映画の吹き替えも経験されているんですよね?
Kさん:はい、外画作品の吹き替えをAMGインターンシップで担当しました。
atm:すごいですね。ちなみにこちらが初作品になるのですか?
Kさん:声を使うお仕事としてやらせていただいたのは初めてになります。
atm:なるほど、ありがとうございます!ちなみに趣味としてベースなどもやられているんですね?
Kさん:はい!「けいおん!」というアニメが流行っていて、ベースはそれに影響されて小学生のころからちまちまやってます(笑)
atm:「けいおん!」最高ですね!自分もコピバンやっていたくらい大好きです(笑)
そういった音楽の経験が今の声優業に活かされていると感じる部分はありますか?
Kさん:そうですね。直結しているなって思うことはないんですが、ベースやパーカッション等のリズム隊をやっていたので、声優のお仕事の際にも相手との会話のテンポ感を掴むのに活かされているなと感じることはあります。
atm:なるほど!そういった部分に音楽が役立つこともあるんですね!
ちなみに今後歌を歌う活動などもやってみたい希望はあるんですか?
Kさん:そうですね!歌も好きなので、今後そういった活動もやれたらいいなと思っています!
声優を目指したきっかけ
atm:声優を目指したきっかけは何でしょうか?
Kさん:小さいころからアニメがすごい好きだったので、アニメに関わりたい気持ちはずっと持っており、中学生になったころくらいに声優という職業を初めて知り、最初は「楽しそう」くらいの気持ちでした。それからちょっとしたお芝居をする機会があったのですが、その時にお芝居をするのが楽しいと感じ、「声優だったらお芝居もできるしアニメにも関われる!」と思ったことがきっかけです。
atm:なるほど!一石二鳥だったわけですね(笑)でもそれが実際今ちゃんと事務所に所属されてお仕事になっているのですごいですね。尊敬される声優さんはいらっしゃるのですか?
Kさん:最近「こんな声優になりたいな」と思った方がいまして、そちらが「阿澄 佳奈」さんという声優さんなのですが、すごい可愛らしいお声を出す方で、そういったキャラクターを担当されることのイメージがあったのですが、最近のアニメ作品で、大人な女性の敵役で怖い声を出すようなキャラクターをされていて、「そういう声も使えるんだ」と驚きました。ご本人もSNSでそのキャラクターに抜擢されたことに驚いており、自分も経験を重ねて今までできなかったような役をできるような、ずっと長くやっていける声優になりたいと思いました。
atm:なるほど、ありがとうございます。お話聞いていて思ったのは、やはりアニメを見る時の観点が自分のような素人とは違いますね(笑)勉強になります。
AMGに決めた理由
atm:それではAMGについてもお伺いできればと思うのですが、入学前にAMG以外で検討していた学校はありますか?
Kさん:有名どころの「代々木アニメーション」さんや「日ナレ」さん等は調べてはいましたが、行くならAMGかなというふうには思っていました。
atm:AMGにする決め手はなんだったのでしょうか?
Kさん:やっぱり、2年で直接事務所に所属できるというのはAMGしかなかったというところですね。そこがかなり魅力的でした!
atm:なるほど、実際にオーディションで所属が決まっていますしね!学校と事務所が近いというところがポイントなんですね。
Kさん:そうですね!
授業について
atm:今まで授業を受けてきて、感じたことや思ったことはありますか?
Kさん:そうですね。1年生の頃は基本も何も分からなかったので、まず先生から言われたことを自分の感覚で解釈するのが難しかったり、逆に言われたことは分かるけど表現の仕方が分からなかったり、そんなふうに悩むことが多かったです。ただ、続けていくうちにふとしたタイミングで「こうやればいいのか」と理解できることがあり、継続の大切さを感じました。
atm:自分もギターをやっているのでなんとなくその感覚はわかります!
Kさん:あとは、滑舌、発声などの基礎のほか「日本語の基礎」の授業があるのですが、それを習っていくうちに普段自分や誰かが喋っている言葉への視点が変わり、アクセントや言葉遣いが気になるようになりました(笑)
atm:とても良い習慣だと思いますが、私も喋るのが怖くなってきますね(笑)
Kさん:気にしないでください(笑)
atm:ありがとうございます(笑)他にも何か感じたことなどはありますでしょうか?
Kさん:あとは先生についてですが、講師の方はみなさん第一線で活躍されている方ばかりで、入学したての頃はまだ「声優さんへのファン意識」のようなものがありました。ただ、先生方が指導してくださる時に「生徒ではなく業界の後輩として接する」と言ってくださり、自分の中でもプロ意識が芽生えたことがとてもよかったです。
atm:それはとても良い環境ですね!どうしても「学校」という体制上「生徒」と「先生」という立場、意識になりがちだと思うのですが、それを先生側からプロとして接してくださるのはありがたいですね!
年齢層について
atm:年齢層としては、やはり同世代の方が多いのでしょうか?
Kさん:上の方だと30代の方もいらっしゃいました。あとは、私は全日制の「本科生」だったのですが、夜間などに授業を行う「専科生」だと高校生の方もいらっしゃいました。なので、いろんな世代の方とお話できるのはよかったです。
atm:業界に入ったらいろんな方がいると思うので、そういう経験も貴重ですね。
授業以外でのレッスン
atm:今も授業は受けられているのですか?
Kさん:今はもう卒業間近なので授業は受けていません。代わりにAMGと同じグループの「AMG MUSIC」で個人的にレッスンを受けています。
atm:そうなんですね!同じグループなら卒業された方でも通いやすいですね。
コロナによる影響について
atm:割と通われている期間がガッツリとコロナの時期と被っているのかと思うのですが、何か授業などに影響はありましたか?
Kさん:ちょうど私たちが入学した時期がコロナが流行り始めた時期で、私たちの代は入学式ができませんでした。また、1年生の前半はオンライン授業が多かったですね。
atm:今でもオンライン授業は行っているのですか?
Kさん:2年生になってからは登校する頻度も増えたのですが、オンラインと並行して行っている感じですね。
AMGに通う上での普段の生活や練習について
atm:AMGさんに通われている方の中で、バイト等をされている方はいらっしゃいますか?
Kさん:たぶんほとんどの生徒はバイトをしていると思います。事務職や居酒屋など、自分も3つやっています(笑)
atm:めちゃめちゃハードですね(笑)
Kさん:もちろん調整はしています(笑)ただ、現在プロで活躍している声優さんの過去のバイトのお話しで、居酒屋のバイトで発声の練習をしていたということも聞くので、いかに声を出す環境を作れるかというのを意識するのは大切だなと思います!
普段の練習について
atm:普段ご自身で発声等の練習をする時はどんなふうに練習されているのですか?
Kさん:時間に余裕があればカラオケに行って練習します。家にいる時は、ティッシュを丸めて口に入れて声を出す練習をしたり、声を出さずにできる滑舌や呼吸の練習などをしています!これらは先生に教わったやり方なのですが、やはり最初は自主練のやり方なども分からず、先生方にアドバイスをもらって参考にがんばっていました。
atm:今の時代youtubeなどで情報は多い時代だと思いますが、そういうリアルな技が得られるのは、やはり先生に習うメリットですよね!
卒業後の進路について
atm:卒業後の進路としてはどういった方が多いのでしょうか?
Kさん:そうですね。事務所や養成所に所属される方もいらっしゃいますし、中には別の道に進まれる方もいらっしゃいます。
atm:事務所に所属される方の割合的には多いのでしょうか?
Kさん:学内オーディションで多数の事務所様が来てくださるので、6~7割がプロダクションに新人声優として入所をしています。これもAMGならではだと思います!
atm:なるほど!学校側のサポートが熱いのはありがたいですね!
今後AMGを検討している人に向けて
atm:最後に、これからAMGを検討している方へ向けて伝えたいことはありますか?
Kさん:これから声優を目指す方であれば、AMGだと2年間のプロセスで事務所に所属でき「声優」になれる。また、インターシップで学生のうちから作品に出られるとういうようなことはAMGならではの強みや魅力だと思います。あとは講師の方たちもすごく熱意を持って親身に接してくださります。ただその分厳しく指導もしてくださりますから、落ち込むこともありますが、だからこそ「本気」の人ほど「結果」がついてくる学校だと思います。
atm:学校のサポートも充実して先生も熱いなんて、本気で目指す人にはかなり良い環境ですね!
まとめ
今回は「アミューズメントメディア総合学院」声優学科に通うKさんに直接お話を伺いました!
筆者自身もアニメや声優さんは昔から好きなため、今回のインタビューは非常に楽しみにしておりました!
実際にお話ししてみると、なによりKさんの挨拶の元気さに驚きました(笑)さすが声優さん…。
そしてなによりお人柄が良い!
それから、AMGについていろいろお話を伺ったのですが、Kさんは本当にAMGに入学をしたことに満足されている様子が伝わってきました。
お話の中であったように、コロナも重なり授業のやり方等、従来から変化も大きかった年代の方と思うのですが、それでもこれだけ満足できる学校というのは、これからAMGを検討されている方にとってかなり期待できる要素だと思います!
「アミューズメントメディア総合学院」ご興味のある方は是非チェックしてみてください!
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